スコールが降る前に

趣味はミニマリスト本を読んで捨てモチベあげること。

ジャストシステムが日本を救うんじゃないか

幼児教育振りの続き。ジャストシステムのスマイルゼミが凄い、というのと、これ応用して高齢者向けにもあったら良いんじゃないかという話。

takenokago.hatenablog.com

小学生のICTの授業で使ったワープロソフトがそう言えば一太郎だったなぁという記憶以外、ジャストシステムという社名を聞くことがほとんどなかったので、スマイルゼミの広告を見たときは驚いた。

ミニマリストを志向している人間的に、4歳を超えた頃からこどもちゃれんじの付属物攻撃に疲れだしていた。子どもにも好みが出てきて、付録を活用する時としない時の幅が多く、もったいない上に嵩張る。

その時に、タブレットだけで完結できるというのは非常に魅力的に見えた。デジタル至上主義派・電子書籍派でもあるので。
ちょうど近所の百貨店で体験コーナーが週末に開催されていたので子どもと行ってみた。どの子もそうかもしれないけれど、目先が変わるとやりたがる性格なので、当然楽しそうに取り組んでいた。
そもそも5歳に近づき自分のタブレットが欲しい年頃なので「やるよ!!」といつもにないやる気を見せていた。

ジャストシステムのWikipediaを見て、2012年から小学生向けタブレット通信教育に参入したのを知った。一時期、いろいろな企業の経営戦略についてのレポートを書くために、業種転換や新規事業開拓などの事例を集めていたことがあるので、その頃にジャストシステムについても気づいていたら、かなり興味深いレポート書けたのではないか、と思った。一太郎見なくなってジャストシステムATOKだけだなとか思っていて申し訳ありません。

送られてきたタブレットはAndroidOSのもので、子どもの興味を引く仕掛けがいっぱいあって感心させられた。日替わりで手に入るカードや、着せ替えのできる自分のアバターのおかげで毎日やる習慣がついたのは良いことだと思った。
何よりも隣に座っていなくても一人でできる、送り迎えが不要なところが、共働きで保育園から帰ってきてバタバタしている時にありがたかった。

時たまある季節ごとのイベントや、動画・音声と連動した操作感なども含め、家には不要物も増えないし、タブレット様様だと思った。コロナで自宅学習になったときは追加配信もあったし、入学準備として入学前診断についてのレッスンまであり至れり尽くせりぶりがすごい。身長測るよ、とか何をやるよというのが絵と音声で説明されていて、未知のことへの恐怖心というのが減るようになっていた。

最初のワクワクが終わると、やり渋りがまた発生したけれどそれでも何とかほぼ毎日実施する、というのは実践ができている。お陰で入学前にはひらがな、カタカナ、数字が100まではほぼできるようになった。
ペンが使えなくなった時にコールセンターに電話したけれど、親切に対応してもらえた。

まとめるとよかった点は以下のところ

  • 横についていなくても一人でできる

  • やった内容を親が後からチェックできる

  • アバターの洋服を手に入れたい、などご褒美目当てでも毎日電源入れるという習慣付けができる

  • タブレット欲しい欲が満たせる

  • 比較的安い

  • 旅行の時にも持っていくことができる・海外でもそのまま学習を継続できる

  • 入学前にひとまず達成しておきたいレベルまでは最低限辿り着ける



小学生コースになって色々変わり、難易度も上がったけれど、今のところまだちゃんと実施できているのでしばらく続ける予定。

少し前に認知症予防のために脳トレが流行ったけど、小学生コースをもうちょっと改変した高齢者向けコースとかあったら良いなと思った。
算数にプラスして、選択制で歴史、俳句・短歌、小説などがあったら、認知症対策だけではなくDigital Divideの対策にもなるんじゃないかな。
小学生コースには見守り機能で何時に何やったかがわかるようになっているので、そのまま安否確認にも使えるし、以前より計算問題の間違いが有意に多くなってきたらアラートあげるとかもできそうだし。
自分が高齢者だったら、家族に心配されてから病院に行くよりはこういうデバイスで判断されて検診を受けてみる、の方がいい。

入学前検診のように、コロナのワクチン予約の方法(地域によって仕組みが違うので難しいかもしれないけれど)や、マイナポイントの登録方法などが随時配信されて動画込みで学習できたら、まず取り組む不安感など払拭できて、心理的なハードルがだいぶ下がると思う。

幼児教育の振り返り

子どもが小学生になったので、就学前にやっていた習い事の振り返り。

小学校受験もしていないし、保育園児だったので保育園でのいわゆるお勉強というものはやっていない。

  • ベビー公文 0歳
    ベビー公文に通っていた。なんとなく育休中で暇だったのと、第一子なので気合が入っていて、「早期教育!!」と思ったからだった。 歌ったり、0歳児には全く理解できてなかったと思うけど国旗を見て国名を答えたり(私もわからん)、英単語を繰り返す(発生もおぼつかないので繰り返せないけど)などがあった。 絵本も歌もCDも教材に含まれていて、絵本は何度も読んだので通ってよかったと思う。あとは先生や他の親と会うのが気分転換にはなった。が、平日の日中クラスだったので、復職して忙しくなったのでやめた。

  • こどもちゃれんじ 1歳ー5歳
    しまじろうパペットが私が欲しかったので1歳児になるタイミングで王道こどもちゃれんじを始めた。 毎月おもちゃは来るし、教材も繰り返し読むし、やって良かったと思う。3,4歳児の頃は届くのが待ちきれない様子で、マンションのポストに入っていたら大喜びで開封していた。
    ただ、よくクチコミにもあるけど、毎月やってくるおもちゃがだいぶストレスになる。繰り返し遊ぶものと遊ばないものがあるし、嵩張るし、捨てようとすると子供が嫌がるし。
    追加で4歳の頃申し込んだこどもちゃれんじEnglishは付録の教材グッズの巨大化に拍車がかかっていて耐えきれず半年でやめた。

  • 公文 4歳ー5歳
    ちゃれんじは継続しつつ、公文を始めた。他の子がやってるのを羨ましがったことと、保育園では勉強の時間があえて取られているわけではないので、読み書きぐらいはできるようになっておいたほうが良いかなと思ったので。
    国語と算数の2教科で週2回通うのとプリントで、14000円ちょっと。思ったより高くて驚いた。
    妹が公文に通っていて山のようにプリントやらずに溜め込んで怒られてた記憶が蘇った。それから約30年、ICTの進化ってなんですか?と言わんばかりに、プリントの束を渡される日々が自分の子どもにもやってきた。

    目先が変わると頑張るタイプなので最初は熱心に家でもプリントに取り組んでいたけれど、だんだんやらなくなってくる。確かに同じことを何度も延々と繰り返させられるのは、退屈そうだなと側から見ていて思った。やらせる側もつまらない。

    プリントが溜まっていくのも、頑張ってやらせるのもイライラが溜まるし、最後は本人が教室にすら行くのを拒否しだしたので1年くらい通ってやめた。
    続けている子は同じ歳で漢字が書けるようになったり、計算式が解けるようになっているので、ちゃんと実践して継続できたら素晴らしいのだと思う。ただ、子どもの適性と親のやる気と指導力が必要とされる。

    でもまぁ、ひらがながある程度描けるようになったのと数字を30まで言えるようになったのは、公文に通ったお陰だと思う。あと勉強するってこと、机に座って何かをするってことを学べたとは思う。
    幼児は送り迎えが必須な上に、終わるのが早いので家に一旦帰るのも微妙で、外のベンチで待機する必要があるのも辛かった。


その後、スマイルゼミに移行、という話だけど長くなったから分けます。

今までのおすすめ度

  • ベビーKumon
    親の関与 ★★★★★
    コストパフォーマンス  ★★★★☆
    ものが増える度 ★☆☆☆☆
    子どもの成長に役立ったと思える度  ★★☆☆☆

  • こどもちゃれんじ 親の関与 ★★★★☆
    コストパフォーマンス  ★★★★☆
    ものが増える度 ★★★☆☆
    子どもの成長に役立ったと思える度  ★★★★☆

  • こどもチャレンジEnglish 親の関与 ★★★☆☆
    コストパフォーマンス  ★☆☆☆☆
    ものが増える度 ★★★★☆
    子どもの成長に役立ったと思える度  ★☆☆☆☆

  • 公文 親の関与 ★★★★☆
    コストパフォーマンス  ★★☆☆☆
    ものが増える度 ★☆☆☆☆
    子どもの成長に役立ったと思える度  ★★★★☆

朝日新聞の広告高齢化

朝日新聞が赤字らしい。 b.hatena.ne.jp


家族が朝日新聞を購読しているので、紙面と同じものをアプリで表示されるデジタル版をほぼ毎日見ている。 ブラウザで見ている人にはわからない世界がここにはある。
特に広告。毎朝広告エリアを見るたびに高齢化の進む日本について辛い気持ちになるので、デジタル版くらいは購読年齢に応じて表示内容変えるターゲット広告にしてもらいたい。

5月27日の広告がある面を書き出してみた。カッコで括ったのは高齢者がターゲットっぽい広告があると個人的に判断した面。

(1) 書籍広告 「高齢ドライバー脳活ドリル」含む
2 書籍広告
(3) 書籍広告 「老いの福袋」含む
4 週刊新潮
5 積水ハウス
6 週刊文春
(7) 通販 トイプードル デジタル酸素飽和度メーターなど
(8) 全面広告 通販 シミ対策ジェル
9 なし
(10) インプラント
11 なし
12 なし (参考)投書欄 9投書中60歳オーバーが8
13 なし
14 自社関連通販会社 日傘
(15) 全面広告 永代供養
16 全面広告 オリーブオイル
17 日本ダービー
(18) 全面広告 通販 育毛剤など
19 外壁工事
(20) 全面広告 膝痛サプリ
21 なし
(22) 高麗人参サプリ 煽り文句がやばい
23 バームクーヘン
(24) 全面広告 高齢者向け賃貸住宅など
25 美容ゲル
(26) 悪玉コレステロール
27 女性セブン ピアノ買取
(28) 骨こつケア サプリ
29 テレビ番宣
(30) サロンドプロ
(31) 60歳以上向け女性下着
(32) テレビ欄 「お父さんの多目的爽快スラックス」

やばさが伝わってくれたら嬉しい。特に、朝から「75歳、現役バリバリ」とか見せられる身にもなってもらいたい。
記者は記事の下にどんなものが来るのか、完成形は全く見ないんだろうか。

コロナ鬱

色々ままならないことが多く、鬱々としてしまった。 こんな時、Before Covid-19だったら飲みに行ったり、パーっと出歩いたりできたのに、それも難しい。

この国では、レストラン等の飲食や、2人以上で集まることが禁止となってしまった。

気が晴れることがあまりなく、今まではコロナ鬱とはある程度無縁だと思っていたけれど、だいぶ精神的に厳しくなってきた。

オンライン授業 その2

学校から借りたChromeBookで授業開始。
今までMacWindowsしか使ったことがなかったけれど、ChromeBookはすごく便利だった。 学校との連絡用にアドレスが割り振られていて、Classroomで授業が行われると言うこともあるけれど、ちょっとネット見たりする程度であれば本体も軽いし、設定も不要だし、これで十分だ。高齢者層にもこれ配ってワクチン接種予約の案内もしたら、デジタルデバイド解消にちょっと役立ったのではないか。

朝の会から全て時間割通りにLiveでオンライン授業が行われている。1日2コマくらいをオンラインでやるのかと思っていたので、ガチで全授業こなしていくと知ってびっくりした。
最初にミュートのやり方なども練習していて、1年生でも普通に操作ができるようになっていた。
マウスを使いこなし、授業の時間に会議室に入室しておくのも独りでできていてちょっと驚いた。さすがデジタルネイティブ。画面タッチでも操作できるので、マウスで細かく操作できない時に使い分けているようだった。

昨年はバタバタで色々トラブルもあったとは聞くので、昨年の経験があってのことだとは思うけれど、すごい時代になったなーとつくづく思う。

体育も音楽もオンライン授業でやっていて、ちょっと面白い。

ただこれは、先生が名前を呼びかけたり、画面に映ったものをチェックしたり、全員の顔をチェックしたりしてくれていることで、なんとか1日4、5時限の授業をこなせているので、録画授業やプリント授業だと無理だろうなと思う。

変化ばかりの世の中で、子供にとって、この経験も一つの糧になったら嬉しい。子供がいることによって、もしいなかったら知ることができない業界の状況を垣間見ることができるのが、子持ちの醍醐味の一つだと思う。

オンライン授業

今住んでいる国では、コロナの患者数が増えてきていて、急に規制が厳しくなった。 子供の通っている小学校もオンラインでの授業に切り替わることになった。

1年生でまだまだ学校と言うもの自体に慣れていない状態なので、通学が続けられればよかったが、仕方がない。

昨年世界中で休校措置が取られた時は、日本にいたし、子供は保育園児だった。 なので「いかに静かにやり過ごせるか」だけを気にしていたが、流石に小学生なので勉強などが気になる。

今回は2回目ということもあって、前回のノウハウがかなり生かされている(らしい)。 基本はオンラインで時間割通りに授業が行われるようなので、色々オンライン授業に興味があったので、少し楽しみでもある。 文字入力がほぼできない1年生と、どう双方向でのやりとりを実現しているかなど、色々気になることがある。

そもそも学校の資料や連絡などはGoogleのClassroomでくるし、登録や日程調整もGoogle Formsを利用していて、学校でもだいぶIT化進んでいるんだと初めて知った。当事者にならないと知らないことばっかりだなと思った。

子供は、パソコンが欲しかったらしく、貸与されたChromeBookが嬉しくてたまらないらしい。

とにかく早くこの状況が落ち着いて、学校が再開されてほしい。友人や先生との交流や、親と離れたところでの学習はオンラインでは得られないものなので。

印鑑サイン問題

婚姻届や離婚届 署名のみで届け出可能に というニュースを見たので。

以下長いのでまとめると、言いたいことは、適当なサインで登録すると(特にタブレット上でサインすると)、後で紙面上で同じサイン再現できなくて詰むぞ。と言うことです。

元々印鑑とかをちゃんと管理できない(無くす、複数あるとどれかわからなくなる)タイプなので、銀行はサインでOKなところを使っていた。
新生銀行、(今はなき)Citibank、あと元々印鑑不要なソニーバンク

サインは神!印鑑必要な書類なんて無くなってしまえ!と思っていたけれど、今回海外転居に当たって、こちらの国の銀行で口座を開いた。 本来は海外からの口座開設はできないルールだけれども、コロナ禍で入国後2週間の強制隔離があることもあり、リモートでの開設が可能だった。
(が、めちゃくちゃ厳しい)

  • 自分の名前と住所(日本国内)を証明できる英文資料 

  • 電気ガスは英文ではないのでNG

  • 免許証は英文ではないのでNG

  • ゆうちょ銀行の英文預金残高証明書は郵便番号がなかったのでNG

  • 国際免許は郵便番号がないのでNG


結局会社の在籍証明書を英文発行してもらって対応した。ただここも会社の使用姓と戸籍姓が違うのでちょっと揉めた。

その後資料を送付したら、PDFが送られてくるので記入。 その後、オンライン通話で、身分証明書の確認、顔写真の印刷、オンラインで繋がっている状態での口座登録サインの記入があった。

問題はそのサイン、PDFのツール上で、iPhoneを接続して、タッチスクリーンで指でサインする必要があった。よく宅配便のサインでもあるけど相当やっつけ感があるサイン。しかもいつもは全く使わない筆記体英語で作成してしまった。結果、ボールペンで書くのとはほど遠いものが出来上がった。

二度と同じもの書けないだろうなと、その瞬間思ったけれど、口座開設が目的なので、それでよしとした。
が、口座引き落としの登録でトラップがあった。

大概のものがオンライン化されているのに、口座引き落としの書類だけは手書き郵送が求められる謎仕様。
クレジットカードやコード決済に対応していない学費や組織の会費の登録書類がことごとく通らない。最初はリジェクトされる理由がわからず悩んでいたが、サインが違うと言うことだった。
一回登録済みのサインを見ながら真似して書いてみたけど、それでもNG。
登録したいのは3箇所なのでひとまず、書類を一回PDFに変換する→登録されているサインを貼り付ける→印刷して提出、という作業をしている。
手書きのサインじゃなくても、印刷したものでもいいのであればサインが登録されているパソコン取られたら終わりだなとも思うけど、目先の処理が大事なので仕方がない。

ということで、自分内で再現性のある署名することが非常に重要です、という話。