夜寝る前の名作ミステリー
最近、個人的なことや仕事のことで、先が見通せない、思っていた通りにことが運ばなかった、自分に対する期待値が高すぎた等あり、鬱々としていた。
さらに、コロナで規制が厳しくなり、今いる国では外食ができない。気晴らしがなかなかできない中で、読書くらいしかやることがない。
とその時に見つけた早川書房の割引。そういえばアガサ・クリスティの本は何も読んだことがない。
「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」くらいは死ぬまでに読んでおいた方が良い気がする。
こちらのブログを参考に、「スタイルズ荘の怪事件」「アクロイド殺し」「ナイルに死す」「メソポタミヤの殺人」「オリエント急行殺人事件」「そして誰もいなくなった」をひとまず買ってみた。
英語版を読んだ方が良いかなともちらっと思ったけれど、原作自体が古い、イギリスが舞台、毒薬や家の設備など殺人事件の舞台になるものの固有名詞に弱い、というのがあるので読書自体を楽しみたかったので翻訳版にしておいた。
「スタイルズ荘の怪事件」「アクロイド殺し」までひとまず読み終えた。
翻訳物の名作ミステリーは自分と時間も世界も距離があるので、ほぼ登場人物に感情移入せず読めるところが気分が落ちている時に最適だと思う。
最後のびっくりを楽しみに知らない世界に浸って読み進めるという作業そのものをエンジョイできる。さすがミステリーの女王。今まで未読でいてよかった。
だいぶ昔に気持ちが落ちていた時は、コンプリートシャーロックホームズを毎晩寝る前に読み続けていた。
途中飽きが来たけれど、修行かのように完読した。
そういえば遠い昔の小学生だった頃は図書館のルパンを全部読んだ。
Amazonでまだ買えるのがわかってびっくりした。表紙の絵が懐かしすぎる。
内容をすでに忘れてしまったので、子どもがもう少し大きくなったら一緒に読みたい。
あと4冊は買ったものがあるので、しばらくはエルキュール・ポアロ三昧ができる。
ミセスマープルシリーズも気になっていたが、「アクロイド殺し」に出てくる語り手の姉がミセスマープルの原型に近いというレビューを見て、だいぶこの姉には読書中イライラさせられたので、ミセスマープルは好みではないような気がする。
何かめぼしい本がないかな、と思ってKindle Unlimitedを漁った時に引っかかってしまった今回のイケてないUnlimitedシリーズ。
www.amazon.co.jp
レビューが高評価なので読んでみたけれど、レビューはサクラなのかなと思うくらい酷かった。検索結果からKindle Direct Publishingのものは外せないんだろうか。
Unlimitedは今月で一回Subscriptionを解約することにした。