早川書房の割引と英語でザリガニはなんというかの話
早川書房の1500作品が最大50%割引というのを見たので、何か買うかなーと思って探してみた。
前から気になっていて、最近2021年の本屋大賞を取った「ザリガニの鳴くところ」があった、ちょうどいいので買うか!という気になった。 www.amazon.co.jp
ふと気になるのが、ザリガニって英語でなんていうのか、原著のタイトルは何なのか、ということ。
英辞郎で調べてみると以下の通り。
Cambaroides japonicus《動物》〔学名〕
crawfish《動物》〔ザリガニ上科(Astacoidea)に属する淡水生のエビ類。〕
crayfish《動物》〔ザリガニ上科(Astacoidea)に属する淡水生のエビ類。〕
yabbie〈豪〉
yabby〈豪〉
一方、本来のタイトルは"Where the Crawdads Sing"だった。英辞郎の一覧にない単語。
Crawdadを英辞郎で探すと、crawfishに回されてしまう。
こちらで crawdadを調べてみると、
—used chiefly west of the Appalachians
となっている。本の解説さらっと見たところ、舞台となるエリアが重要そうなので、この単語が選ばれているのかもしれない。ちょっと腹落ちした。
原著版調べて気づいたけど、Kindle版の価格が日本語翻訳版のものに比べてめちゃくちゃ安い。(2021年6月時点のAmazonジャパンの価格)
原著版
単行本 2,616円
ペーパーバック 1,328円
Kindle版 194円
翻訳版
単行本 2,090円
Kindle版 1,045円
元のKindle版がめちゃくちゃ安い。単行本版がほぼトントンなのにKindle版がだいぶ安いのは、対応しているマーケットが世界全体だからなんだろうか。今度時間があったら調べたいと思う。
ということで、結局英語版の方を購入することにした。早川書房セールはそれはそれとして色々購入するつもり。