スコールが降る前に

趣味はミニマリスト本を読んで捨てモチベあげること。

病気の治療の話

円形脱毛症の治療記録。自分もいろんな人のブログを見て参考にさせてもらったので、少しでも誰かの役に立てば。ちなみに現時点で完治はしていません。

基本的に頑丈にできていて、出産時以外に入院したこともない。子どもも健康で、保育園から熱で呼び出されたことは1回もないし、病気で休んだことも片手て数えられる日数しかない。なので、子どもが休みすぎで職場で居場所がないとか、クビの危機とかがいまいち実感としてわからない。

慢性的な病気としては、子供の頃からのアトピーがあるけれど、大人になってからは人には分からない程度なので、ごく軽度なのだと思う。

ただ、子どもを出産した後から円形脱毛症が発生・悪化してしまった。元々、環境の変化によって小さい円形脱毛症ができたり治ったりを繰り返していたのだが、それとは比べ物にならないほどひどくなってしまった。蛇行型といって頭髪の生え際が帯状にぬける形。

ひどくなってきた頃、地元に脱毛外来がある皮膚科を運良く発見したのでので、通院し始めて、局所免疫療法(SADBE療法とも言うらしい)を受けた。ものすごく素早くは治らないけれど、本当にじわじわという感じで4年近くかかって完治はしないけれどだいぶよくなってきたかなというところだった。良くなったり、悪くなったりを繰り返し、本当にじわじわとしか治らなかったので、途中通うのやめようかなと思うこともあった。
近いことと、保険適用だったので金銭的負担が非常に少なかったことが続けられた理由。近所に無かったら無理だった。
もっとチャキチャキ効くものがあればよかったけれど、この療法が基本的には一番有効性を認められているものということと、注射はエリアが広すぎるのでちょっと無理そうと言うことで他に選択肢はなかった。

ちなみにひどい時はウィッグをかぶっていたので、ウィッグにはだいぶ詳しくなった。
ぶっちゃけ、かぶれば髪をセットしなくてもいいので楽といえば楽。ネットで高品質で可愛らしいものが、1万とか2万円とかで購入できると分かって、将来的に髪が全部なくなってもいいかと思えるようになったのは大きな収穫だと思う。
個人的にはリネアストリアがサイトの作りも含めて気に入っている。 ilovewig.jp

フルウィッグ→つむじあり前髪ウィッグと治ってきたのに合わせて切り替えた。ウィッグについて人に何か言われたことはない。気づいているけど言わないのか、気づかれていないのか、誰も私になんか関心がないのかは分からないけれど、意外とバレないような気はする。

今回、人生で最も酷く脱毛してしまったのだけれど、昔に比べたら辛く無かった。
学生時代とかは500円玉くらいが抜けただけでもう一大事だったし、友達にバレないか、人に見られてないかが非常に気になって大変だった。

今は、歳をとってきて、子どももいるし、れっきとしたおばちゃん枠に入るようになると、髪がちょっとくらいなくなってもいいかなと前よりは気にならなくなった。あと、5000円くらいのウィッグならネットでホイホイ買えるようになっているのもでかい。学生の頃はそんなにお金もなかったし、ネットショッピングもできなかった。インターネットがある世の中で本当に良かった。

こういう点では歳をとるのも悪くないなと思う。今は、ウィッグだってバレてもいいかな、友達には聞かれる前に言っておくかな、と思えるようになった。

長くなるので続く。